皆さんは、叱られていますか? 私は、叱られると怒られるの違いを見るようにしています。 どちらも、心地良いものではありませんが ずいぶんと違うものだとも思います。
子育て真っ最中の頃は、すやすや眠りにつく娘の寝顔を見て いっぱい怒ってごめんね・・・・とつぶやいたものです。 (でも、目が覚めて動き出すと、また、ついつい怒ってしまうのですが 笑;) 怒るは自分の都合が多いものです。 感情が動いて、「無明」の状態。 自分が何を感じたかということばかりに、焦点があたり、 周りも奥もその先も見る余裕の無い状態ですね。 新聞にこんな記事。 友達と川で遊んでいて一人が溺れた。 でも、川で遊んでいたことが知れると叱られるから黙っていた・・・。 記事を読んだとき、息が止まりました。 誰一人、悪意を持って何かをしたわけでないのに 結果、悲しいことが起きてしまい たくさんの心が傷ついた事件です。 溺れた子も、その家族も、そして、黙っていた子も・・・・。 それぞれに、心に固まりを抱いたことでしょう。 全ての「こころ」が再び平和を取り戻すようにと祈るばかりです。 私たちは、直線的な時間を過ごすうちに 脆弱な精神を持つようになりました。 叱られること、怒られること、批判されることに慣れていなくて その奥にある「愛」みたいなものを感じる余裕がない・・・。 言われたことばかりを気にして 怒ったかどうかばかりを気にして 褒められたかどうかばかりを気にして 問題の本質を見ないし、それを解決するための行動にしない。 ちょっと何かあるとふくれる ちょっと何かを言うと泣く まるで、腫れ物に触るかのように、周りは気を使い始める・・・ 昨日、帰宅の運転途中 遠くから、暗闇で何かを蹴っているおじさんを見つけました。 近づいてみると、犬の散歩中で、白い柴の雑種らしい犬を、 何度も何度も蹴っているのです。 犬は、しっぽを下げて、じっとしていました。 なぜ、怒られることになったかわわかりません。 だから、良い悪いはわかりません。 しつけの一つなのかもしれません。 でも、そのワンちゃんは無抵抗でした。 すれ違いざまに見た、ワンちゃんの悲しげな表情が何とも・・・・。 これもまた、息が止まる出来事でした。 裁判員制度も始まっています。 叱ると怒るの違い 無明にならずに、問題の本質をちゃんと見る目 養っていきたいですね。
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