青いお空の底ふかく、海の小石のそのように、 夜が来るまで沈んでる、昼のお星は目に見えぬ。 見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。 金子みすゞの詩ですね。
ちってすがれたたんぽぽの、かわらのすきに、だァまって、 春のくるまでかくれてる、つよいその根はめにみえぬ。 見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。 と続きます。 「見えぬけれどもあるんだよ、見えぬものでもあるんだよ。」 見えぬものを、どれだけ見られるか・・・ それが気配り・・・と最近よく思います。 見えるものでもあることを、どれだけ大切にできるか・・・それがこれからの生きる道・・・ 15年ほど前に、初めてこの詩を知ったときよりも もっと、それを大切にしなければならない時代になりました。 見えるものだけを優先し過ぎてきた人類は、 見たいものだけを見る癖を付けてきました。 見えないものを見る暇がなかった・・・そんな時間を生きてきたのかも知れません。 でも、これからは、目に見えないものを見、 耳に聞こえないものを聞く時代です。 私たちは、五感を研ぎ澄まして、「人間らしさ」に立ち戻るとき。 見えぬものでもあるんだよ・・・・ 私たちの見えていないものは、何でしょう。 あなたの見えていないものは、何でしょう。
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